【講演実績:2026年9月15日】大阪市立今宮中学校様「AI時代を生きるためのSNSリテラシー」

2026年9月15日、大阪市立今宮中学校様にてSNS教育講演会を実施いたしました。

今回は「AI時代を生きるためのSNSリテラシー」をテーマに、生成AIによって作られたフェイク画像やフェイク動画、誤情報との向き合い方についてお話ししました。

大阪市立今宮中学校様で講演を担当するのは、2025年10月に続いて2回目です。再び生徒の皆さんにお話しする機会をいただけたことを、大変うれしく思います。

目次

「本物っぽい」だけでは判断できない時代へ

生成AIの進化によって、現在は文章だけでなく、実在しない人物の画像や本人に似せた声、実際には話していない内容を話しているように見せる動画まで作れるようになりました。

以前は、指の形や口の動き、文字の崩れなどからAI生成画像や動画を見抜ける場合もありました。しかし、技術が進化した現在は、見た目だけで本物かどうかを判断することが難しくなっています。

そこで今回の講演では、情報を受け取ったときに確認してほしい4つの動作を紹介しました。

1.止まる
驚いた情報や不安になる情報を見ても、すぐに反応したり共有したりしない。

2.出どころを確認する
誰が、いつ発信した情報なのかを確認する。

3.裏を取る
公式サイトやほかの信頼できる報道と見比べる。

4.相談する
自分だけでは判断できないときは、先生や家族など信頼できる大人に相談する。

頭文字を取った合言葉は「と・で・う・そ」です。

見た目の自然さだけで判断するのではなく、情報の発信元や日付、元の投稿、ほかの情報との一致を確かめることが大切です。

フェイク情報が広がる理由

講演では、悪意を持って意図的に作られた「偽情報」と、勘違いや確認不足によって広がる「誤情報」の違いについても取り上げました。

人は、自分が信じたい情報ほど疑いにくくなります。

特に、驚きや怒り、不安を強く感じたときや、「今すぐ」「早く拡散して」と急かされたときは、冷静な判断が難しくなります。

だからこそ、心が大きく動いたときには、すぐに行動せず「10秒止まる」ことが重要です。

情報を共有した瞬間、自分も発信者になる

SNSでは、投稿を作った人だけが発信者になるわけではありません。

リポストやシェアによって情報を広めた人も、その情報を届ける側になります。

たとえ善意からの行動であっても、事実を確認せずに広めれば、誰かを傷つけたり、混乱を広げたりする可能性があります。

今回の講演では、投稿や共有をする前に、次の3点を考えてもらいました。

・本人の前でも同じことを言えるか
・事実として確かめた内容か
・未来の自分に見せられる投稿か

迷ったときは、すぐに投稿せず下書きに残す、誰かに見せて相談する、投稿そのものをやめるという選択肢もあります。

AIを「考えるための相棒」にする

AIそのものが悪いわけではありません。

アイデアを増やしたり、分からない言葉を質問したり、自分が書いた文章を見直したりと、AIには多くの便利な使い方があります。

一方で、AIが出した答えをそのまま写す、個人情報を入力する、本当かどうかを確かめずに利用するといった使い方には注意が必要です。

AIは考える代わりになるものではなく、自分で考えるための相棒です。

AIや検索結果が示した内容をそのまま信じるのではなく、最後は自分自身で確かめ、判断する力が求められます。

AI時代に必要なSNS教育を届けていきます

AIが進化しても、最後に情報を信じるか、共有するか、行動に移すかを決めるのは自分です。

「本物っぽいから本物だろう」と判断するのではなく、一度立ち止まり、出どころを確認し、裏を取り、分からなければ相談する。

今回の講演が、生徒の皆さんにとって、これからのAIやSNSとの付き合い方を考えるきっかけになればうれしく思います。

このたびは、貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。

SNSリテラシーやメディアリテラシーの向上は、AI時代を生きる子どもたちにとって欠かせない学びです。

今後もSNS教育講演家として、危険性を伝えるだけではなく、SNSやAIの可能性も含めた「正しい付き合い方」を日本中に届けてまいります。

SNS教育講演会のご相談を承っております

SNS教育講演家の櫻井健太は、全国の学校・PTA・教育機関・企業・各種団体様を対象に、SNSリテラシーやメディアリテラシーに関する講演会を実施しています。

SNSトラブルや誹謗中傷、スマホ依存、闇バイト、ネット詐欺、生成AIによるフェイク画像・フェイク動画など、対象者やご希望に合わせて講演内容を調整いたします。

SNSの危険性を一方的に伝えるのではなく、SNSやAIが持つ可能性にも触れながら、「禁止する」のではなく「自分で考えて正しく使えるようになる」ことを大切にしています。

小学生・中学生・高校生・保護者・教職員向けの講演に対応しております。開催内容や料金、講演時間などについては、以下のお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。

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